2015年10月06日 04:06
ダブル構築 バンドリマンダエルレイド
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
バンギラス | 砂おこし | 拘りスカーフ | 岩雪崩 | 冷凍パンチ | 噛み砕く | 馬鹿力 |
ドリュウズ | 砂かき | 命の珠 | 岩雪崩 | アイアンヘッド | ドリルライナー | 守る |
ボーマンダ | 威嚇→スカイスキン | ボーマンダナイト | ハイパーボイス | 火炎放射 | 羽休め | 守る |
モロバレル | 再生力 | 黒いヘドロ | キノコの胞子 | 怒りの粉 | エナジーボール | 守る |
エルレイド | 正義の心→精神力 | エルレイドナイト | ドレインパンチ | 冷凍パンチ | サイコカッター | フェイント |
ラグラージ | 激流 | ゴツゴツメット | 大地の力 | 冷凍ビーム | ワイドガード | 守る |
ダブルレート1900に到達して、シーズン12の途中ランキング1ページ目まであがりました。
なお、1日後にレートを100溶かしました。
◆調整
陽気 176(4)-186(252)-130-×-120-124(252)
陽気 185-187(252)-81(4)-54-85-154(252)
控えめ 171(4)-135-150-189(252)-110-172(252)
呑気 219(236)-93-121(156)-115(116)-101-31 → トリセツの記事の調整を採用
意地 175(252)-231(196)-123(60)-×-135-130 → エルサナ構築のときと同じ
控えめ 207(252)-108-110-145(212)-116(44)-80
◆並びを考えた順番
だいちさんがの残り2枠のアドバイスを求めていて
自分ならその残り2枠はの並びを作るのがいいんじゃないか思った。
割とそれで見た目強そうに思えたのでをで代用してレート行ってみると悪くなさそうな感じだった。
の出番が少なかったので水タイプに変更。を試した後になった。
◆コンセプト
この構築の軸はバンギラス+ドリュウズ
バンドリは砂と岩雪崩とアイアンヘッドで怯みも狙いつつごりごり削る並び。バンドリはリザ、ボルトみたいな岩弱点にはとても強い。岩等倍で殴れる相手に対しては有利運ゲを仕掛けられる。それを追い風で防ごうとしても追い風役が飛行弱点だったり、トリックルームで対応しようにもトリルは後攻技なので怯み判定2回分でどうにかできたりする。ボルトロスの電磁波の妨害もドリュウズ側には効かない。
この2体の並びの弱点が
・威嚇
・バンギラスより速いポケモン(怯みの試行が稼げなくなる)
・格闘
・地面
・雨パ
バンドリマンダバレルはある程度テンプレにもなってる並び。メガボーマンダはそのうちの格闘弱点地面弱点を補うことができる。あと威嚇枠になる。ボーマンダの弱点のボルトロスにバンドリが強い。バンドリマンダのマンダはランドロスに強い特殊型で採用されることが多い。モロバレルは攻撃性能の高いバンドリマンダの3体を怒りの粉でサポートしつつ草技で対水打点を少し補う。
残り枠に水ロトムなどで水耐性を付けたけどトノルンパへの対抗策は用意できなかったみたいなバンドリマンダをよく見る。この構築では雨パへの解答としてエルレイドを採用している。メガエルレイドは精神力で猫騙し無効で、特殊耐久が高く、水氷草竜の範囲を等倍で受けることができ、ドレインパンチの十分な火力で殴りながら回復できる。それと、格闘を採用することでバンドリミラーにも強くなる。
そして6枠目にランドロス耐性枠としてラグラージが入っている。
同じように2メガにして雨に強いメガ枠としてメガリザードンYを思いついた人はいるだろうけど、あれはバンドリとは相性よくないです。パーティ内で天候のとりあいして砂が維持できないし、砂にしたらリザYの火力があがらない。メガユキノオーも同様。メガフシギバナはバレルとタイプがかぶる。
◆選出
+()
+()
こんな感じ。バンギラスとドリュウズはほぼ選出固定。先発にバンドリを出すときもあれば、後発に並べるときも片方だけ先発にしてるときもある。残り2匹をメガ枠片方と、残り2匹から片方を選出。
雨相手にはエルレイド。晴れ相手にはボーマンダ。
トリル入りにはモロバレル。ボルトランドにはラグラージ。両方だしたいときはドリュウズがおるすばん。
相手にランドロスがいるときはボーマンダかラグラージのどちらかは先発に置いて、物理AT2体に威嚇が入る展開を避けるようにする。それ以外は基本的にバンドリ先発。
追い風展開は雪崩で阻止したり守るで凌いだりする。
◆無理だった相手
・バンドリマンダミロカロス
自分が使ってみて、その並びは雨に弱すぎるしボルトランドガルーラにも不利択が多いからダメだと判断してやめたっていうのにこっちのメガ枠両方に強い並びすぎて辛い。ドリュウズ同速勝負にかけるしかない。
・マンダゴチルトノルンパ
雨+鋼なだけならバンドリエルレで行ける。飛行がいてもエルレをちょっと大切にすればなんとなかなる。ゴチルクチートでもラグがクチートにかなり強いから抵抗できる。でもマンダゴチルは無理。
・ゲッコウガ
バンギラスもボーマンダも抜かれる。エルレイドでどうにかしよう。
・守るガルーラ
ガルーラが守ってドレパン失敗して隣に少し削られるだけでエルレイドは何もできなくなる。今回のパーティはエルレイド選出してしまうと威嚇も鬼火もガルーラに入れられない。再戦で猫騙し警戒しない動きぶつけてわからせたい。
今まではバンドリは雪崩運ゲしかけてるくそ運ゲ構築で雨対策を完全に切った構築相性じゃんけん積極的にしかけていく馬鹿な人が使う構築だと思っていました。使われても、コピーパを使ってみてもそういう印象でした。でも今回エルレイドを入れて使ってたら雨にも勝てる構築になったので、広まっているエルレイドがいないバンドリがクソ構築なだけだったんだと考えを改めました。
◆個別考察
特性 | 砂おこし | 持ち物 | 拘りスカーフ | |
岩雪崩 | 噛み砕く | 冷凍パンチ | けたぐり | |
陽気 | 176(4)-186(252)-130-×-120-124(252) |
ドリュウズと同居しているためスカーフを警戒して電磁波で狙われることが多い。それでもガルーラとかとうえから殴れるのは大きい。
◆技考察
岩雪崩:一致でそこそこの火力の全体技、命中9割、怯み追加効果3割
ランドロスの威嚇込みH186-B100ボルトロス41.9%~49.4% H165-B110ランドロス21.9%~26.2%
噛み砕く:一致で結構火力がでる。トリル役とかに打点になる。
H227-B165(図太いHC)クレセリア44.9%~53.7%、H207-B90(冷静HC)ブルンゲル89.8%~107.2%
馬鹿力: ヒードラン、ガルーラの遂行を早めるための技。
H191-B126 ヒードラン70.1%~82.7% H181-B120メガガルーラ77.3%~91.7% H207-B136スイクン29.9%~35.7%
バンギラスはドリュウズと違って炎耐性があるので、例えばマンダバレルvsクレセドランのような対面になれば交代から炎耐性かつ打点持ちとして繰り出すことになる。けたぐりと比べると、1発目のガルーラ、スイクン等への威力はけたぐりより馬鹿力の方が高い。けたぐりなら連発できる。馬鹿力だとスイクンとかに連発するとPPが切れる。対ズルズキンとかで火力にかなり差がでる。
4枠目候補:冷凍パンチ、冷凍ビーム、イカサマ、炎のパンチ、ストーンエッジ、アイアンヘッド、ダメ押し。どれも2ターン目に岩雪崩を選択できないのがディスアドに感じる程度の技。
冷凍パンチ、冷凍ビーム:ランドロスへの最大打点。陽気ASでも威嚇はいった冷パンより冷ビの方がランドロスに対しては通る。冷パンだとその後に等倍相手に殴るときの威力が高い。どちらもASランドがぎりぎり倒せない程度の威力。ドリュウズの雪崩で怯ませながらなら倒せる。珠持ちだとわかっている再戦のランドロス相手に対して勝てるのが強かった。
イカサマ:意地ASランドロスに対して64.6%~76.8%とまずまずのダメージ。味方に威嚇を採用しない選出なら相手の威嚇に引っかからない打点として採用する可能性がある。あくまでそういう削りであって、対エスパーやゴーストではこれと別に噛み砕くを採用していないと話にならない。
炎のパンチ:ハッサム、ナットレイへの最大打点になる。
ストーンエッジ:ワイドガードや呪われボディにひっかからずに使える岩技。
アイアンヘッド:ストーンエッジに次ぐニンフィアへの高打点。ドリュウズなしの選出のときに使う場面が生まれるかもしれない。でも雪崩かエッジでよさそう。
ダメ押し:ドリュウズの岩雪崩、メガシンカ後の臆病ボーマンダのハイパーボイスの後に続けて使うことで噛み砕くの1.5倍の高威力技になる。自分が噛み砕くを使った場面は雪崩噛み砕くじゃなくアイへ噛み砕くで別々に攻撃してたし、雪崩+単体技なら雪崩を打つのはバンギが雪崩でドリュがアイへだったからいまいちダメ押しを使う場面がうまれる気がしない。
◆調整
最速スカーフで最速116族抜き
HD無振りで、C特化眼鏡ニンフィアのダブルダメハイボをちょうど耐える。
特性 | 砂かき | 持ち物 | 命の珠 | |
岩雪崩 | アイアンヘッド | ドリルライナー | 守る | |
陽気 | 185-187(252)-81(4)-54-85-154(252) |
ボルトロス等の岩2倍勢にはバンギの雪崩にドリュの雪崩を重ねるといい感じのダメージになる
岩雪崩と打ち分けるアイアンヘッドもとても強かった。守るも使用頻度は高かった。
地面技枠について、飛行タイプを後続に採用していれば地震も十分使えるのだが、バンギラスドリュウズの並びの時に限ってはスカーフバンギラスで岩雪崩を打ちながら隣で地震を選べない。その並びでも選択できるようにするためにドリルライナーを採用した。地震をワイドガードで防ごうとするギルガルドの意表をついて貫ける場面が多々ある。ドリルライナーは接触技でキングシールドにあてるとAダウンが発生するし、ナットレイにあてれば命の珠、鉄のトゲ、ゴツゴツメットで大幅に削られてしまうところが敗因になることがあった。
◆調整
ドリュウズミラー、通常天候での最速ヒードランとのS勝負を意識して最速。意地にしていればドリルライナーでシュカドランを倒せたのに陽気だから少し足りないという場面は何度も発生したが、それ以外で火力不足を感じる場面はなかった。砂がきれたり相手が追い風したりでヒードランとS勝負する場面も何度もあった。
A146鉢巻ファイアローのブレイブバード 49.1%~58.3%
C111スイクンの熱湯 62.7%~75.6%
特性 | 威嚇→スカイスキン | 持ち物 | ボーマンダナイト | |
ハイパーボイス | 火炎放射 | 羽休め | 守る | |
控えめ | 171(4)-135-150-189(252)-110-172(252) |
水タイプに対してはバレルの怒りの粉で冷ビを吸いながら殴る。サナニンフに対しては、ラグラージのワイガで守りながら殴る。
火炎放射はナットレイやハッサムを一発で倒せる技としていれた。ギルガルド打点にもなる。
残り枠に特にいれたい技も思いつかなかったので羽休めを採用した。削れたボーマンダvs体力多いヒードランの対面ができた場合、めざ地だと一発で倒せなければ負けでも羽休めで回復してからハイボでごり押しの選択肢を作る方が勝ちにつながるからこのパーティの場合は羽休めの方がヒードラン打点になると考えた。鬼火熱湯再生で粘ってくるブルンゲルとタイマンになったときも羽休めのおかげで勝てた。
特性 | 親子愛 | 持ち物 | 黒いヘドロ | |
キノコの胞子 | 怒りの粉 | エナジーボール | 守る | |
呑気 | 219(236)-93-121(156)-115(116)-101-31 |
怒りの粉でマンダにとんでくる氷技や電磁波を吸う。キノコの胞子でトリル対策も兼ねている。
エナジーボールでスイクンやニョロトノを殴れる。
◆調整
最遅でトリル展開した相手のハリテヤマ等を胞子で止める。
C209(控えめHS)メガサーナイトのサイコキネシス84.9%~99.5%
C194眼鏡サザンドラの流星群84.9%~100%
C200ヒードランの熱風63%~74.8%
A177メガガルーラの捨て身タックル45.6%~53.8%+22.3%~26.4%
A133珠ファイアローのブレイブバード90.4%~106.8%
特性 | 正義の心→精神力 | 持ち物 | エルレイドナイト | |
ドレインパンチ | 冷凍パンチ | サイコカッター | フェイント | |
意地っ張り | 175(252)-231(196)-123(60)-×-135-130 |
ガルーラに対して初手でぶつけてガルーラ方向にドレインパンチが強い。ボルトランドやサンダーに対しても冷パンで殴れる。
トノルンパにぶつけてルンパ方向にドレインパンチが強い。隣で守るを選びながらドレインパンチでもいいし、隣をバンギラスに交代しながらドレインパンチでもいい。
モロバレル、マリルリあたりへの打点を意識してサイコカッターを採用した。
威嚇弱点こそ被るもののこの攻撃範囲も耐性もバンドリと相性がいい。エルレの苦手なアロー等に対してバンギ、ドリュウズは耐性と打点を持っている。電磁波撒きのサポートボルトに対しても、馬鹿力フリーフォールワイルドボルトの範囲を持つ負けん気ボルトに対してもエルレとドリュウズの縦の並びは相性がよかった。
冷凍パンチを抜いて守るにしてもよかったかもしれない。守るが欲しい場面がかなりあった。
◆調整
S無振りで130あるので砂下で準速ルンパッパを抜ける。
陽気ガルーラの捨て身耐え
ASガルーラをドレパン+フェイントで確定
ASランドを冷パン+フェイントで確定
特性 | 激流 | 持ち物 | ゴツゴツメット | |
大地の力 | 冷凍ビーム | ワイドガード | 守る | |
控えめ | 207(252)-108-110-145(212)-116(44)-80 |
ランドロス耐性としての水ロトムはハイポンを外すし雪崩をうたれて怯むし弱い。ランドロス耐性としてのミロカロスはランドロスに強くてもボルトロスに弱くて、初手に投げても相手の先発がガルーラボルト、ボルトランドとかだと割と困っていた。ラグラージにするとボルトロスに対して完全に耐性があってランドロスにも強くでていけてでかなり動きやすくなった。同じようにトリトドンをいれてもボルトランド耐性という意味では活躍すると思う。ラグラージはワイドガードを覚えるので、ボルトランドガルニンフまで想定してマンダラグ選出でハイボワイガができるのが強み。
この水枠をミロカロスにしていたときは砂ダメを無効にできる方がオボンより耐久があがると判断して防塵ゴーグルを持たせていた。ランド耐性だけじゃなくボルト耐性も意識して水地面に行きついた結果、砂ダメが効かなくなって道具枠まで自由になったのでゴツゴツメットを持たせた。ゴツゴツメットのおかげでグロパンガルーラにも隙を見せにくくなる。
◆調整
C種族値は高くはないのでCにしっかり振らないと大地も冷ビも威力が足りなくなる。HCベースに決定して、ここにのせてる相手のダメージを見つつ、C11nの143以上の適当なところにしようと考えてこうなった。
冷凍ビームでH136-D80キノガッサ91.1%~107.3%
冷凍ビームでH165-D100ランドロス121.2%~143%
冷凍ビームでH186-D164ボルトロス40.8%~48.3%
冷凍ビームでH171-D110メガボーマンダ105.2%~126.3%
大地の力でH157-D115メガクチート 81.5%~96.8%
A216メガボーマンダの捨て身タックル83%~98.5%
C189メガボーマンダのハイパーボイス40.5%~48.3%
C178眼鏡ニンフィアのハイパーボイス55%~65.2%
C194眼鏡サザンドラの流星群88.8%~104.8%