一般論

ゲームのレーティングの数字は試合数をある程度こなせば実力相応の数字に収束する。なぜかというと、実力が近い人同士がマッチングしやすくするための仕組みだから。開始してすぐは全員が開始レートに固まっているせいで実力が異なる人同士がマッチングするので強い人は勝率が高くなるし、弱い人は勝率が低くなる。そして、実力相応のレート帯に近づいていくと直近の勝率は5割くらいに近づいていく。勝率が5割に近づくのは実力相応のレート帯になってからなので、実力が高い人は実力相応のレート帯に到達するまでの勝ち数のおかげで全体の勝率は5割よりはもっと高くなる。レートトップ層に近づくとレートが上の人の数が少ないせいでレートの離れた人とマッチする確率が高くなるという理由で数字を維持するのに必要な勝率が変わってくる。

レーティングの数字には自分の実力や対戦数以外にも参加者の総数も影響する。レーティングはゼロサムゲームです。ゼロサムゲームとは参加者の得点と失点の和がゼロになるゲームのこと。レーティングに参加している人それぞれのレートを全部足すと、開始レート×参加人数の数字になるということ。
参加人数が少ないうちはいくら実力があっても対戦して奪えるレートの総数が少ないので数字が伸びにくい。参戦する時期が遅ければ開始レートより高いレートの人も増えるので、全く同じ環境で全く同じ実力の人が試合をこなしても、実力相応のレートまでいく試合数が少なくなるし実力がある人視点で言えば勝率が高くなる。
効率よくレートをあげたい場合は(レートがシーズンごとにリセットされるシステムの場合は)自分が実力相応のレートに到達するために必要な試合数とそれに要する対戦時間を考え、シーズン終盤ぎりぎりに対戦するのがいい。



ここからポケモンについて

レーティングの数字は試合数をこなせばこなすだけあがる暇人ランクだという人もいる。そういう人は前提が違う。
1つのルールしかやらないのにこんなこと言う人は1シーズンに対戦数が100戦いかない人かな。もうちょっと試合数をこなした方が実力が近い人との対戦回数が増えますよ。
複数のルールをやっててこんなこと言う人は、文句を言うくらいなら総合勢になるの諦めた方がいいんじゃないですか。参加するルールを減らしましょう。試合数を稼げないけど総合レートを稼ぎたいって言うならより高い実力をもって効率よく対戦をこなすしかないですね。レーティングは試合数を稼がないと実力相応のレートまであがれないシステムです。


それで、十分に試合数をこなした場合のレーティングの数字に影響する、実力というのがどういったものかというとポケモンの場合は 構築力(構築の完成度+環境の理解度) + プレイング力(知識+状況判断力) + 運や択の強さ だと思う。

構築の完成度には採用しているポケモンそれぞれの単体性能の高さ、相性補完の具合、特定の嵌め戦術に対しての処理法が用意されているかなどいろいろ要件がある。それぞれが役割遂行する過程においての技の命中率、急所や追加効果の発生率、試行回数、同じく被役割対象から被弾しやすい技についてのそれらを考慮した結果の机上論での安定性も構築の完成度に含まれる。そしてその環境(時期+レート帯)での流行りを把握して、それに刺さった構築を選択することも重要。構築の種類や完成度によってはプレイング力や運の入り込む割合も変わってくる。

プレイング力は特定の並び、例えばニョロトノとオムスターを見て雨降らし+すいすいエースだとかどういう構成の確率が高いとかの知識や、それに対する対応方法の知識。自分の構築への理解力。そして選出や技選択でその場に適した判断をする力。

そして運や択の要素。運要素の割合が大きいゲームなので運要素から逃げることはできない。運が悪ければ勝てない。運が良ければ実力差があっても勝てることはある。ただし、構築やプレイングで運に左右される要素を減らすことはできる。実力が伯仲していていれば最終的には運勝負か択勝負になるし、その勝負に持ち込めるまで不安要素を取り除くことがゲームの醍醐味と考える人もいる。


レーティングが低い人が高い人に追いつくためにはそれぞれの要素をどう補えばいいか。

構築力について
材料はネット上にいくらでも転がっている。自分で完成度が高いものがつくれないならパクる。見ても判断できないならそこに書かれてる実績を見て判断するなり自分より強い人にアドバイスを貰う。環境に刺さってるかどうか分析してから選べるとなおいい。環境の調べ方が分からないなら適当に選んで実際にいくつか試して一番勝てそうな奴を使う。構築をパクる場合はまずその記事をしっかり読むこと。分からないことは質問すること。


プレイング力について
ニコ生で対戦を見てるとレートが低い人と高い人で明らかに違う点がある。対戦を反省しているかどうか。
弱い人→ 負けちゃいました。切り替えて次行きましょう。
ある程度強い人→ 負けかー。あの場面でこれやったのがプレミだったかなー。あれしたらどうだったかな。
勝負分けた部分が何だったのか1戦ごとに多少でも考えてたら、プレイングは変わる。


運についても、あまりに悪いって場合はちゃんと確率計算してどの程度の確率で起こるのか把握しないとダメですね。そして運に構築の性質も影響することを忘れずに。相手の攻撃を受ける回数が多い構築は急所や追加効果を受けることが多くなる。上から殴ることが多い構築は急所追加効果で運勝ちすることが多くなる。


書いてからおもったけどへるぴんさんのブログの方が分かりやすく上達法を書いてくれてた。雰囲気似た内容で、それを初心者が全部意識してやるのは難しいから『知り合いを作って、質問をしたり、対戦を見てもらったりするのが一番手っ取り早い』とまとめられている。