2012年07月25日 21:04
麻痺撒きアイアント
アイアントって知ってますか?五世代から登場の虫ポケモン。
S109族で3闘犬まで抜ける。言い方変えるとラティ兄弟に1低い残念S種族値。鋼なのに珠流星で絶える程に紙の特殊耐久。それでも特性はりきりがあるので油断ならない火力。
繰り出し性能低いし、使い勝手悪いフリー用のマイナーだろって思ってたんですが、夢特性の『なまけ』が解禁されてある程度対策が必要なポケモンになりそうです。
『なまけ』+『なかまづくり』+『だっしゅつボタン』のコンボです。
このコンボの意味を説明すると、
1.S109族の速さから仲間づくりをくりだし相手の特性を怠けに変える
2.後攻の相手の攻撃を受けて脱出ボタンが発動orアイアント死亡、控えに交代する
3.怠け発動または交代する相手の前で、交代したポケモンで無償で積み技を使う
過剰マンダ等と相性がよさそうですね。確実に積みのターンを作って暴走を始められる。
そして、それ以上に危険視されているのが、影踏みゴチルゼル(ダグトリオも可?)との組み合わせ
交代を封じて怠けてる相手の前で瞑想だか影分身だか6積みされたらたまったもんじゃない
このコンボの弱点は
・S110以上、スカーフ持ち
・先制技
・補助技全般(挑発、胞子、電磁波、鬼火・・・
・交代連打
・脱出ボタンを失った後のアイアントの性能が微妙
・(普通の積みエースに繋ぐなら)エースを後出しから受けきることが可能なポケモン
・(影踏みキャッチ前提なら)自主退場技を使われると怠けのポケモンに逃げられる
※脱出ボタン発動時には蜻蛉ルチェンの交代効果無効かつ脱出
相手が影踏みゴチルゼルだったら本当嫌ですね。ゴチルの対処法が正直思いつきません。
交代連打の部分は、交代して交代先のポケモンが怠けに変わる→特性直すためにも一度交代→アイアントが動けるなのでこう着状態になるだけなので怠いかも。先発で対処できてないと控えに交代から対処のパターンだと3体割れます。
とにかく、アイアントの段階をどうにかして起点作られないことの方が大切ですね。選出3体のどれかで交代からでもアイアントに先制とってしまえばいいので大丈夫でしょう、多分
と、怠けアイアントが注目されてるのが言いたいんじゃなくて、普通の特性のアイアントでも馬鹿にできなかったことが言いたかったんですよ。アイアント厨のフォロワーさんに分からされました。虫の知らせのアイアントに
特性 | むしの知らせ |
---|---|
持ち物 | 気合いのタスキor光の粉 |
技 | 電磁波/身代わり/アイアンヘッド/ハサミギロチン |
技構成はこんなだったかな。
低種族値で動きにくいのはある程度仕方ないとして、S109族からの麻痺撒きができるというのが採用理由。
麻痺撒き補助といえばバンギでもボルトでも他にいくらでも適任がいるんじゃないかといえるかもしれませんが、アイアントは今の環境に刺さっているんじゃないかと思ってます。
マンムー、キノガッサ、メタモンとBW2で増えたポケモンに強く、かつ麻痺撒きができるポケモンです。
マンムーの地震+礫を余裕耐えから先制アイアンヘッド2発で倒せるのが面白そうだなぁと。
しかも、怠けアイアント警戒の動きに対して刺さる!!!
(先制技や交代連打で対処しようとする相手に対して。先制挑発は知らない)
速さ+まひるみ戦法とギロチンがあるので運次第で全抜きも狙えるポケモンです(されて悔しかっただけ