ぱるしぇんさいきょーせつ

DOVEさん主催の第一回最強ガチャ王決定戦
予選ブロック3-1で2位抜け、決勝トナメ初戦敗退

パーティ構築

この大会のレギュレーションはトリプルバトル構築パーツ10連ガチャを3回まわして出現したポケモン、持ち物のみで対戦するというものでした。

僕の引きはというと



メガシンカ枠：チルタリス、メタグロス、ヤミラミ
猫騙し枠：ヤミラミ、カクレオン
威嚇枠：ウインディ
トリックルーム：カクレオン、ブーピッグ
追い風：グライオン、ケンホロウ
天候：キュウコン＋キマワリ、アマルルガ＋バイバニラ＋グレイシア
その他アタッカー：ブロスター、ガメノデス

晴れパでも霰パでも無天候でも追い風パもトリパも組むことができます。汎用アイテムとしてのオボンが複数あって火力アイテムやスカーフがあって持ち物も自由度が高そうです。非常にパーティを組みやすい引きでした。

基本選出と呼べる先発に並べて強い軸をさがし、キュウコンは木炭も眼鏡もなしではいまいち弱く、この構築だと鉢巻も使いにくかったので諦めました。アマルルガ＋グレイシア、アマルルガ＋バイバニラは試してみたところいまいちうまくまとまらなくて諦めました。ヤミラミの鬼火、先送りでサポートしながら力の鉢巻メタグロスで攻める動きがうまくいってバンドリマンダ等にもうまく勝てたのでこの2匹を先発で並べることにしました。

メガシンカ枠はそれぞれ試してみた結果、メガヤミラミはどう使っていいか分からず、メタグロスはメガシンカさせたときよりも力の鉢巻を持っていたときのほうが好調だったためメガチルタリスを採用しました。

S操作枠としてグライオンやケンホロウはパワー不足で上手くまとまらず、ゴッドバードをよく外したので諦めました。トリックルーム役としてのカクレオンとブーピッグは使ってみるとどちらも十分活躍し、厚い脂肪＋パワージェムによるリザードン耐性を評価してブーピッグを採用することにしました。

ウインディは威嚇枠としてどうしても必要だけと鉢巻を持ってもいまいちつかいにくいと思っていたところ、オボンを持たせる案を聞いて試してみてしっくりくるようになりました。

最後に何故か余った命の珠を持つトリルアタッカー枠として、グレイシアと迷ってブロスターを採用しました。

優勝候補はガルーラ＋クレッフィのような引きでメガ枠にいば神秘できる人と想定し、よこどりで神秘を妨害しつつ鬼火を刺す展開を採用しました。自分の引きで特に相性が悪いのがリッチまつりさんの晴れパ、マノンさんのバンドリジバコだと考えてブロスター採用を優先しました。

もうちょっと自由にアマルルガやバイバニラを考察してあげたいなと考えた結果、さらっと組んだアマルルガ構築で別の大会で優勝しました。

構成

ヤミラミの鬼火・さきおくりでサポートしながらメタグロスの攻撃で相手を減らし、トリックルーム起動から攻め切る構築です。

ウインディをHAオボンにすることで受けだしする威嚇枠としての耐久を確保し、ヤミラミの鬼火と分担して相手物理アタッカーの対処をウインディに頼りすぎないようにすることでランドロスなしでもなんとかパーティが回るようにしました。

リザードンに対して耐性と打点のあるトリックルーマーであるブーピッグはこの並びに対してかなりかみあったトリル役でした。

個別紹介

メタグロス

メタグロス＠ちからのハチマキ（クリアボディ）
コメットパンチ／バレットパンチ／しねんのずつき／アームハンマー
調整：いじっぱりＨＡ
実数値：187-205-150-×-110-91

思念の頭突きでH252-B4振りモロバレルを確定1発　(ダメージ割合：101.3%～120.3%)※バンドリマンダバレルのテンプレとしてのモロバレルはマンダの威嚇の後に繰り出すこと、雨パやニンフィア受けとしての役割が主であることが理由でHD配分になっている。バンドリを意識する場合であればHBD振り分けバレルが相手でも砂ダメでの削りを前提にできる場面が多い。
思念の頭突きでB140振りハリテヤマを乱数1発 (撃破率：62.5%)（ダメージ割合：94%～112.3%）※トリプルwikiに載っているテンプレ配分。これもバンドリマンダのハリテヤマを前提とする場合砂ダメを含めれば倒しきることができる。
思念の頭突きでH252振りカポエラーを確定1発（ダメージ割合：114.6%～135%）
コメットパンチでB4振りのＡＳバンギラスを確定1発（ダメージ割合：100.5%～120%）
アームハンマーでB4振りのASドリュウズを確定1発（ダメージ割合：113.5%～134%）

命の珠と違って耐久を削らず、拘り鉢巻きと違ってバレパンまで打ち分けることができ、プレートと違ってタイプ指定なく威力を上げることができ、メガシンカしてクリアボディを失わずに威嚇無効のまま攻撃できる、ちからのハチマキにメリットがあることがお分かりいただけるでしょうか。

この大会の縛りのせいで力のハチマキを真面目に考察する羽目になって初めて気づきました。

ヤミラミ

ヤミラミ＠きあいのタスキ（いたずらごころ）
イカサマ／さきおくり／おにび／あまごい
調整：図太い H252 B36 D220
実数値：157-×-110-×-113-70
鬼火と先送りを連打、稀にイカサマを使います。

光の粉か黒い眼鏡あたりがいいけど持たせるアイテムがないと思って気合の襷を持たせました。発動したことはなかったのでヤミラミにもちからのハチマキを持たせていた方がよかったかもしれません。

試運転していて３つしか技を使わなかったので、対戦相手をみて参加者全体の中でも特に相性不利に感じたリッチまつりさんの晴れパのへのピンポイントメタを採用しようと考えて睨みつける、炎のパンチと検討したあとに雨ごいを採用しました。しかし、そのリッチまつりさんにはブロック予選で敗北しました。

ブーピッグ

ブーピッグ＠オボンのみ（あついしぼう）
サイコキネシス／パワージェム／トリックルーム／横取り
調整：生意気ＨＢ
実数値：187-×-117-110-144-76

多めにD振りすればギルガルドの珠シャドボ耐えも可能な最低限の耐久を持っているポケモンですが、今回は環境にギルガルドがいなかったのでHB振りで済ませました。

リザードンの炎技を耐え、パワージェムで遂行するアタッカーになることもできるポケモンであるという点が（霊獣ランドロスを採用できないせいで）炎タイプに対する打点が少ないこのパーティとかみ合っていてとても使いやすかったです。

横取りは両壁いば神秘の妨害として活躍し、神秘の守りを奪いながらヤミラミの鬼火を通すことができます。クレッフィでいば神秘する構築をどうにかできればかなり優勝に近づくだろうと考えていました。

素早さが半端に高い部分は少し不満でした。

チルタリス

メガチルタリス＠チルタリスナイト（フェアリースキン）
おんがえし／ハイパーボイス／まもる／かえんほうしゃ
調整：勇敢 H52 A204 C252
実数値：157-127-110-122-125-90
メガ後：157-171-130-162-125-90

HD：キングドラの眼鏡冷凍ビーム確定耐え調整

メガシンカ枠の選択肢の中で一番使いやすかったので採用しました。
物理型、特殊型をそれぞれ試してみたうえで改めて両刀型が使いやすいと再確認しました。

恩返し、ハイパーボイス、守るを採用した残り枠に何をいれるか考えたときにナットレイやジバコイル対策として火炎放射を採用しました。

ウインディ

ウインディ＠オボンのみ（いかく）
フレアドライブ／しんそく／アイアンヘッド／ねごと
調整：いじっぱりＨＡ
実数値：197-178-100-×-100-115

威嚇込みのランドロスの岩雪崩のダメージがHAウインディに対して31.4%～37.5%

火力アイテムを持っていたときは威嚇枠として雪崩に受けだしてしまうとHPが少なすぎて神速しかできなくなってしまい、その後に神速意外の技が使えなくてギルガルドも触れなくて困っていました。

HA振りのオボン持ちにすることで、雪崩＋雪崩＋フレドラ反動までなら耐えるようになったので選択肢が広がりました。

ブロスター

ブロスター＠いのちのたま（メガランチャー）
だくりゅう／れいとうビーム／あくのはどう／はどうだん
調整：冷静ＨＣ
実数値：178-×-109-189-109-57

トリル展開後のアタッカー枠です。端に繰り出すポケモンとしては十分強いものの、トリル後に中央に出してしまったときの性能がいまいち物足りなかったため濁流を採用しました。

決勝トナメで負けた試合は「相手アタッカーが端にいる場合に、対角に繰り出して波動技で攻めると強い」ということを意識できていなくてブロスターを雑に使ってしまったのが敗因でした。

このポケモンとだけまだ和解できていない気がします。