2020年02月13日 19:55

シングル構築 ガラル結論パ


けつろんぱーーー

◆選出
選出A:オーロンゲ+ドラパルト+アーマーガア
ロンゲで壁貼りからのドラパの龍舞バトンでガアにつなぎます。

選出B:ツボツボ+パッチラゴン+ナゲツケサル
ステロ、ねばねばネットから珠パッチラゴンで殴ります。

相手にミミッキュがいる→アーマーガア選出
相手にアーマーガアを返り討ちにしてきそうな襷持ちがいる→ツボツボ選出
相手にヌオーがいる→ナゲツケサル選出

◆個別解説
861
オーロンゲ@ひかりの粘土
実数値:201-166-105-×-96-83 努力値:いじっぱりH244 A84 B156 D4 S20
ソウルクラッシュ / ひかりのかべ / リフレクター / 挑発

特に言うこともない壁貼り役。壁貼りオーロンゲミラーでもフェアリー打点で攻撃できてよかったです。

887
ドラパルト@弱点保険 クリアボディ
実数値:193-140-98-147-99-166 努力値:うっかりや H236 B20 C108 D116 S28
ドラゴンアロー / 大文字 / 竜の舞 / バトンタッチ

壁からつなぐ龍舞バトン型のドラパルトです。ドラパルトなので龍舞後に自分で殴っていく選択肢もあります。

ドラゴンアローは襷持ちをワンパンできるのが優秀。龍舞を積んでいる間にナットレイやアーマーガアに鉄壁を積まれるとバトンしても対処できなくなるので大文字を採用しました。

C:ダイバーンでHDアーマーガア確定2発(晴れ補正でタラプと相殺)
S:サザンドラ抜き
残り耐久。壁込みでスカーフヒヒダルマやスカーフサザンドラの攻撃を耐えて龍舞で上をとる、ニンフの眼鏡ハイボを耐えて龍舞からバトンする数値が欲しいです。

無補正よりもC補正耐久下降の下降箇所に努力値ふったほうが数値が高いとコメント欄で指摘があったので修正しました。

参考にした記事のバトンドラパルトは陽気ドラパのドラゴンアロー耐え調整、壁込みなら鉢巻きヒヒダルマの氷柱落としも高乱数で耐える腕白HBベースで採用されていました。ここまで耐久を確保すると耐久面は急所以外に不安はない状態にできますが、HDガアを処理する火力とは両立できないため特殊炎打点を持った後続エースが必要になります。

823
アーマーガア@ラムの実 ミラーアーマー
実数値:174-152-125-×-105-119 努力値:意地AS
ブレイブバード / アイアンヘッド / つけあがる / きしかいせい

アーマーガアはドラパルトと耐性の補完が良く、能力下降技の影響を受けず、ミミッキュで止まらない優秀なバトン受けエースです。

龍舞バトンの受け手としてアーマーガアを採用した他の人の構築記事をみてもビルド羽休めの構成になっていたですが、バトン受けエースとして選出したときに限った場合にビルドと羽休めはそれぞれどのくらい使うのか直接聞いてみたところ使用頻度が少ないことを確認できたので、バトン受け特化のフルアタ構成に変えて採用しました。

起死回生はダイナックルの威力が100と他の技より高く、龍舞+弱点保険バトンタッチからのダイナックルでHAダイマックスバンギラスを確定1発になります。

スカーフヒヒダルマに対してはダイスチルを積むかダイマターンをヒヒダルマと対面するまで温存するなどして丁寧に対応する必要があります。

ロトムに対しては火力を十分に上げてからつけあがるで対処します。

襷シャンデラ、襷カウンタールカリオなど襷で反撃してくるポケモンに弱いので選出画面で判断する必要があります。

213
ツボツボ@レッドカード 頑丈
実数値:127-43-297-×-250-9 努力値:呑気H252 A100 B156
ねばねばネット / ステルスロック / 岩石封じ / アンコール

ねばねばネットとステルスロックでパッチラゴンの抜き性能をサポートします。相手のSが下がり、気合のタスキも潰せるのでドリュウズを含んだ並びにもパッチラゴンで一貫をとることができるようになります。

ねばねばネットやステロの刺さっていない状態の対面した相手を削る目的で岩石封じを採用しています。身代わりや積み技を使ってくる相手を固定する目的でアンコールを採用しています。通せん坊系統の動きの対策として、岩石封じかアンコールを切って命がけを採用するのもよさそうです。

ツボツボの持ち物といえば最有力候補はレッドカードかメンタルハーブです。レッドカードを持たせれば攻撃してきた相手を吹き飛ばすことができるため、ステロを撒いている間に相手が積み技を使ってきていてもそのままリセットできます。メンタルハーブを持たせれば相手の挑発を1度無効化して場づくりができます。

ツボツボの耐久は非常に高く、頑丈を発動可能な火力のポケモンはアイアントくらいです。ギャラドスのダイストでも数値で耐えてくれるし数十戦使って頑丈が発動したことはまだ一度もないですが、一撃技や急所に耐性をつけられるなら一応頑丈がいいだろうと思って頑丈で採用しています。食いしん坊や天邪鬼で採用しても大きな問題はないと思います。

相手のパルシェンのからやぶロックブラストをHP赤で耐えてレッドカードで吹き飛ばし、でてきたナットレイにジャイロボールをされたところ受けたダメージが2でした(鋼抜群)(アンコールで固定したら逃げていった)。

A無振りツボツボの火力があまりにも貧弱でバタフリーですら乱数2発だったので若干A振りすることにしました。



766
ナゲツケサル@気合のタスキ まけんき
実数値:176-189-110-×-80-132 努力値:意地AS
インファイト / タネばくだん / 挑発 / カウンター

ツボツボの前で積み技を使ったうえでレッドカード対策にきちんとダイマックスを切ってきた相手を襷カウンターで止めます。

積み構築の弱点である天然ヌオーを草打点で処理します。

コットンガード持ちバイウールーを挑発カウンターで処理します。

陽気にすると1加速でドラパルトを抜けるのでインファイト/叩き落とす/タネ爆弾/アクロバットの構成でエース展開というのも試しましたが微妙でした。

880
パッチラゴン@命の珠 はりきり
実数値:166-167-110-×-90-127 努力値:意地AS
でんげきくちばし /  燕返し / 逆鱗 / 地震

この構築の始点となったエース枠。はりきり珠ダイマックスはとっても強いぞ。

ドラパルトはねばねばネット+ダイジェットで抜きましょう。


◆構築名について
けつろんぱ
この構築はどうしてガラル結論パと名付けられたでしょうか。ヒントはこの並びです。









では、名前にして並べてみましょう。
アーマーガア
ドラパルト
ナゲツケサル
ツボツボ
オーロンゲ
パッチラゴン

察しがいい人なら気づきますよね。








答え

「ガラル結論パ」をカタカナで書くと「ガラルケツロンパ」

ガ ラ ル ケ ツ ロン パ

アーマー

ナゲツサル
ボツボ
オーロン
ッチラゴン

ポケモンの中に言葉が見えてきましたね。

採用しているポケモンの名前がガラル結論パになっているからこの構築はガラル結論パなんです。




◆構築を組んだ時の流れ
構築のアイデアが何も浮かばないので、何かまた名前から構築を組みたいと思ってたところ、オーロンゲ+パッチラゴンの並びで「論破(ロンパ)」の並びが作れることにきづきました。

n861n880
何かしらのサポートをしながらパッチラゴンで暴れると強そう。

ロンパを含んだ言葉として「結論パ」、「ダンガンロンパ」などを思いつき「現環境結論パ」「ガラル結論パ」などをポケモン名で作ろうとするとどうなるか考察を始めました。

ガラル結論パはガ / ラル / ケ / ツ / ロン / パと区切って採用する必要がある過不足なく6匹のポケモンの名前が必要になる丁度いいパワーワードだということを確認して大喜び。採用するポケモンの選定に入ります。

ガラルケツロンパだとケ枠とツ枠がとても少ないです。

ケ枠:ケンホロウ、ナゲツケサルの2択。
ツ枠:ナゲツケサル、ツンベアー、タイレーツ、ツボツボ

n861n880n213n766
流石にケンホロウよりナゲツケサルを採用したい。ツ枠をどうしたものか。タイレーツいれて格闘単2体ってのはなぁ。と悩んだ末に、最初はロンパの並びをダブル想定で考えていたものの、ツボツボのステロ+ネット始動のシングルの積み構築にすればいいことに気づきました。

n861n880n213n766n823n887
残りはガ枠とラル枠。ドリュウズに強いポケモンやフェアリー耐性のあるポケモンを採用したいと思ったところ鋼タイプの選択肢がギルガルド、アーマーガア、ジュラルドンくらいだったのでアーマーガアを採用。最後にラル枠としてドラパルトを採用しました。

ここまでで採用するポケモンを確定。ガラルの600族とガラルの空の王者まで採用できてるしすごくガラル結論パっぽさがだせました。

クリアボディ、負けん気、ミラーアーマーと能力下降の効かない特性が揃った面白い並びになりました。ノリで増やそうとすればあまのじゃくまで確保できる。

ぽけっとふぁんくしょん!でオーロンゲ+ドラパルト+アーマーガアの並びの記事を検索してみたところ壁貼りからの龍舞バトン展開の記事を発見したのでこれを真似することにしました。

参考:Nishinakaduki’s blog【ポケモン剣盾】鉄壁要塞ジャラランガ【最終788位/S2シングル使用構築】

ツボツボのステルスロック+ねばねばネット始動のパッチラゴンとナゲツケサルの展開、オーロンゲの両壁からのドラパルトの龍舞バトンでアーマーガアにつなぐ展開の2パターンを用意できました。

サイクルを回せるような並びにできていないのでアーマーガアはバトン受けに特化した構成にしました。

構築に物理アタッカーしかいなくて鉄壁が無理だったので大文字で誤魔化せるように、コットンガードが無理だったので挑発カウンターで誤魔化せるように一応の対抗策を詰め込んで完成。



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コメント一覧

1. Posted by 名無し   2020年02月23日 14:45
ラル枠がラルトスじゃないのは甘え
2. Posted by Kanadome   2020年02月24日 17:32
参考になります。名前も面白いです
3. Posted by 秋桜   2020年02月24日 19:23
>1
手厳しいですね。でも「ラル」で固定するとしても流石にジュラルドンにしますよ。

>2
ありがとうございます
4. Posted by ドラパは初手龍舞   2020年02月25日 10:59
基本的に努力値は両刀運用でも無補正だと無駄が出ます。
例として、おっとりH236 A4 B84 C108 D28 S28で同じ数値かつ努力値が22余ります
5. Posted by 秋桜   2020年02月27日 00:08
>4
なるほど。耐久下降補正に耐久振りする選択肢を思いついてなくて計算してませんでした。
6. Posted by yzrim   2020年03月01日 23:17
5 コメント失礼します。今はもう公開はされていませんか?調べたんですけど出てこなくて😅
7. Posted by 秋桜   2020年03月02日 01:38
>>6
コメント欄の指摘を受けて性格を変更した個体に変更してレンタル作りなおして公開しました。

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秋桜(こすもす)

ポケモン対戦勢でシングル、ダブル、トリプル、ローテ勢。 未進化や種族値制限とかの制限ルールも好き。

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