2015年09月

第5回診断トリプル使用構築 メレシシトリパ

第5回診断トリプルに参加してきました。 

今回の私のパーティはこちら
メレシシ
ポケモン特性持ち物技1技2技3技4
ヤドランマイペース→シェルアーマーヤドランナイト熱湯冷凍ビームド忘れ怠ける
ニダンギルノーガードピントレンズシャドークロー岩雪崩燕返しワイドガード
エビワラー精神力or鉄の拳防塵ゴーグル気合パンチ冷凍パンチ猫騙しグロウパンチ
メレシークリアボディオボンの実パワージェムムーンフォースおさきにどうぞトリックルーム
オドシシ威嚇ヨプの実エナジーボール催眠術スキルスワップトリックルーム
オコリザルまけんき気合の襷インファイト毒突き岩雪崩守る

初見で並びだけみても、よくわからないけどなんか弱そうって印象でしょうか。私が最初みたときは貧弱だけどS操作枠とメガシンカ枠がマッチしてるから妥協するか、診断環境でも優勝は狙えなさそうだけど勝ち越しを目指そうくらいの感想でした。でも考察すればするほぼ面白くなるいい具合にマイナーなポケモンたちだった。診断トリプルにおいてはパーティの引き運と同じくらい考察力も試される。

猫1枚、トリル3枚、ファスガ、ワイガ、おさきにどうぞ3枚、電磁波2枚
全体技:雪崩、マジシャ、波乗りどれも微妙威力
S30、35、76、50、85、95
トリル役は多い。オコリザル、エビワラー、オドシシはS種族値が微妙。
考察にはポケ徹図鑑チェックシートが役立ちました。

ギミック案
・トリル役が3体いることを活かしてとにかくトリル展開
・メレシーで何かにガードシェアからの積み
・耐久積み技か自己暗示でヤドランを要塞化
・オドシシの威嚇スキスワでおこりざるの負けん気発動
・オドシシのニダンギルへのノーガードスキスワからの催眠術
・ヤドラン、メレシー、ニダンギルのお先にどうぞからエビワラー、オコリザルの気合パンチ
・確定急所技がないので怒りのツボギミックはできない。
・弱点保険系ギミックをするならトリックルームからのニダンギルの保険ノーガード雪崩になる。
・オコリザルでスカーフ命がけ、低レベルがむしゃらもできる。

ギミック検討
メガヤドランはシェルアーマーを活かした耐久積みエースとして、トリル小さくなる暗示パの暗示エースに採用されることが多い。今回のパーティにはそのギミックのトリル役兼ガードシェア役として採用されるメレシーがいるが、シンプルビーム持ちもいないし小さくなる持ちもいない。ヤドランが暗示しやすい相手がいない。そしてなにより耐久積みギミック一辺倒のパーティはあんまりおもしろくないので没。
強い全体技持ちアタッカーが見当たらないので、全員を殴れるポケモンにしていかないときつそう。普通に殴らせてもエビワラーとか火力足りなそう。猫騙しして次ターン即腐るようなポケモンはゴミだから火力をだせるようにしたい。きあパンやるか。

あとは個別考察に書いているけど、全体としては、
初手両端がメレシーオドシシ、中央がカポエラーかオコリザルでスタート。1ターン目でトリルを貼って、2ターン目でお先にどうぞきあぱんとかで殴ってオドシシか中央の格闘が倒れて、3ターン目でニダンギルの雪崩で削れた相手を倒しきってと展開していって最終的にど忘れヤドランで詰めるパーティに落ちついた。

Sはオコリザルが通常時に速くて襷込みならほぼ行動はできるくらい。オドシシとエビワラーが中速。メレシー、ニダンギル、ヤドランがトリル下ならだいたい先手をとれるくらいになっている。中速組2体のS関係が気になることがよくあったが鈍足組3体のS順が気になることは特になかった。

レートでの試運転は12勝8敗で1500→1560、大会結果は2勝3敗で負け越しました。
ヤドランで詰めるために毒々持ちなどを優先的に倒すプレイングを狙っていたけど、負けのうち1試合は水ロトムが倒しきれず鬼火を貰ってしまった。あとの2試合はモロバレル入りとパラセクト入りでトリルしてもしなくてもいまいち優位がとれない状況をつくられてしまって負けた。



◆個別考察
  slowbro-mega.gif 特性  シェルアーマー  持ち物  ヤドランナイト 
 熱湯 冷凍ビーム ド忘れ 怠ける
 図太い 201(244)-85-225(36)-152(12)-126(204)-52(12)
メガシンカ枠として引いたポケモン。

防御種族値が非常に高く、特攻もかなり高い。攻撃技は熱湯、波乗り、冷ビ、火炎放射、サイコショックなどを覚えて攻撃範囲は広い。相手だけに当たるタイプの高威力全体技は覚えない。瞑想、度忘れ、鉄壁、腹太鼓と積み技も豊富で、高い耐久数値と特性も相まって完全な要塞を作ることもできる。回復技の怠けるを覚える。トリックルーム、電磁波、お先にどうぞといったサポート技も覚える。

シングル用に作った個体をそのまま採用。
陽気カイリューの鉢巻逆鱗を2耐えのHB、残りを殆どDに振っている。
シングル用じゃないしいっそ控えめとかにする選択肢もあったかもしれない。

HBは過剰なくらいに堅くてメガヘラのミサイルバリも丁度耐えるくらい。度忘れで特殊耐久を補強することで一致草、電気、悪などの攻撃も耐えきれるようになる。回復技が怠けるだと毒々に弱いので眠るとどちらがいいか迷う。

攻撃技は一致で追加効果も優秀な熱湯と、水との範囲補完が優秀な冷凍ビームを選択。耐久で詰めるエースでも自身に2種類は攻撃手段を仕込む必要があると思っている。今回のパーティでは格闘が2体もいるので炎技は必要ないと判断した。ヘラクロス対策にサイコキネシスを入れるか迷ったけどいれなかった。

基本的には6番手にだして、ド忘れ怠けるで相手を詰ませる立ち回りをする。

ニダンギル 特性  ノーガード  持ち物   ピントレンズ 
 シャドークロー 岩雪崩 燕返し ワイドガード
 意地っぱり  135(4)-178(252)-170-51-101(252)-55
ワイガ枠として引いたポケモン。

鋼ゴーストで耐性面は非常に優秀。そこそこの攻撃力と物理耐久がある。特殊耐久は低め。進化前なので進化の奇跡を持てる。攻撃技はシャドークロー、アイアンヘッド、影うち、聖なる剣、ジャイロボール、岩雪崩など。補助技はおさきにどうぞ、金属音、みちづれ、ワイドガードなどを覚える。金属音も必中。

メイン技としてシャドークローと岩雪崩を採用。基本的にはこの2つを撃っていることが多い。ノーガード雪崩はニンフィアのハイボ、カメックスの潮吹き、バクーダの噴火とならぶ相手方向にだけあたる高命中全体技なので非常に強力。しかも怯み効果がついている。残り2枠をいろいろ試して片方はワイガに落ち着いた。ワイドガードは対ホロウビアルの初手で頑丈トリル+猫+ワイガの完璧な布陣を作れて活躍した。最後の枠は守ると迷ってヘラクロス対策の燕返しを採用した。

トリル展開後に繰り出し全体技役として動かす。とにかくトリル下必中雪崩が強いので使ってみるとギルガルドとは全く別の種類のポケモンに感じた。これがギルガルドなら強いのはシャドボだけで雪崩はどう考えても弱すぎて採用できない。

努力値調整とアイテムについては迷った。HA振りとHD振りを試した結果、物理耐久は無振りでも十分に高いのでADベースが基本になることがわかった。これで道具なしの耐久で、サンダーの10万みたいな等倍特殊技をそれなりに耐えるようになる。火力を最大にしたいならADぶっぱ、奇跡込みで一致悪波耐えみたいな調整をするのにDぶっぱで足りないならAを削ってすこしHに振る。

・意地AD振り振り@奇跡 :未進化ということでまず思いつくのはこれ。HBはギルガルドとほぼ同じ数値に奇跡補正がかかるのでHPに振らなくてもめっちゃ堅いことを知った。DぶっぱとHPにある程度振ると一致悪波を耐えるくらいの耐久になる。

・勇敢AD@鉄球 :5世代で使ってた鉄球ドータクンを思い出した。奇跡がなくてもHBはガルド並。Dは脆いが火力はある。ギルガルドにない遅さもより際立つ。ジャイロボール使いとしてもしかしたら最高火力かもしれない。S94以上の相手に対しては珠ガルドのアイへ以上の火力がでる。最大威力を比べると、珠ガルドのアイへがASガルーラに6割以上、鉄球ニダンギルのジャイロがASガルーラに7割以上。

・意地AD@帯、ピントレンズなど :メインウエポンになるシャドクロの威力をあげるアイテムを持たせようとするとこの辺のアイテムになった。

エビワラー 特性  鉄の拳  持ち物  防塵ゴーグル
 気合パンチ 冷凍パンチ   グロウパンチ 猫騙し 
 意地っ張り 157(252)-172(252)-100-49-130-96(4)
猫騙し枠として引いたポケモン。

特性の精神力で相手の猫騙しで怯まなくする選択肢、鉄の拳で火力をあげる選択肢がある。ADが高めの種族値だがそのAも全然高くないしHPが低いせいで耐久も微妙。精神力猫騙し以外の長所は特にない。

精神力猫騙しとして有名だと思って鉄の拳採用で猫されない読みで動いてたら猫騙しをくらった。ふざけんなって声に出た。でもそれが何度もあった。コジョンドをダブレで使っててもガルーラに猫騙しされるしつまりそういうことなのかもしれない。

火力不足を補う目的とギミックっぽさをだす目的で鉄の拳気合のパンチを採用した。おさきにどうぞと合わせて普通に使うことができる。優秀なサポート技である猫騙し、格闘と範囲補完ができて鉄の拳補正も入る冷凍パンチを採用して、4枠目にはおさきにどうぞができない場面でも使える格闘技としてグロウパンチを採用した。

メレシー 特性  頑丈  持ち物  オボンの実
 ムーンフォース パワージェム おさきにどうぞ トリックルーム
 冷静 157(252)-70-170-112(252)-171(4)-49
S操作枠として引いたポケモン。

BD種族値が非常に高く、HPに降りさえすればかなりの耐久になる。トリックルーム、ガードシェアで積みパーティのギミックによく用いられる。補助に特化させるとパーティ全体の打点が足りなくなりそうだったのでC特化でアタッカーとしても使えるようにした。

味方の耐久をあげるガードシェアでなくおさきにどうぞを採用して、高火力技の気合パンチをサポートするゾ。


オドシシ 特性  威嚇  持ち物  ヨプの実 
  エナジーボール スキルスワップ 催眠術 トリックルーム
 控えめ  180(252)-101-103(164)-127(84)-86(4)-106(4)
威嚇枠として引いたポケモン。

ACSが高く耐久が低い種族値だがその火力も微妙な水準で、全体的に種族値が低い。

調整は陽気AS怪力挟みメガカイロスの恩返し耐え、控えめメガカメックスの潮吹き耐え、残りCぶっぱ。Sにあまり割いてない70族付近なら抜けるだろうという算段。猫枠としてほぼ全パーティにいる格闘相手に動きやすくするためヨプ持ち。ナゲキの鉢巻山嵐でも耐えられる。メガカイロスを意識した結果としてガルーラの猫捨身をそこそこの乱数で耐える調整になっていた。

トリックルーム役が3体いるうちの2体には持たせてS操作をしやすくしようと考えたのでトリックルームが入ってきた。

トリックルームを入れて、何か攻撃技をいれて、残り2枠補助技を入れたいと考え、スキスワ、両壁、催眠術、電磁波、マジックルーム等の候補がある中でスキスワと催眠術を選択した。ある程度の速さからのスキルスワップで味方を補助したり相手を妨害したりできるのがオドシシの強さだと思う。催眠術は味方のニダンギルとのスキルスワップからのシナジーを意識して採用した。スキルスワップはニンフィア等への有効打としても使える。

攻撃技枠にはパーティの中に対水打点が少なくて困りそうだったのでカメラグに通るエナジーボールに決めた。

オコリザル 特性  負けん気 持ち物  気合の襷
 インファイト どくづき いわなだれ まもる
 意地っ張り  141(4)-172(252)-80-65-90-147(252)
自由枠として引いたポケモン。

前の診断トリプルでも使ったポケモン。種族値はASが高めだけど全体的に低い。

・特性負けん気を活かした威嚇の効かないアタッカー
・スカーフいのちがけ
・低レベルがむしゃら(がむしゃら+アンコール、威張る、手助け、挑発、毒)
の選択肢があると考えたけど結局普通の負けん気アタッカーとして採用した。一致技としてインファイトを採用して、残りはエビワラーとヤドランが氷技を覚えているので範囲をずらして岩雪崩と毒突きを採用した。

診断トリプル解説

第5回診断トリプルにも参加申請してきました。 募集記事はこれ。大会が開催されるのは9/12です。


今回の診断トリプル環境はこちら
診断

このPTは全てトリプルPT診断からでてきたものです。
1.メガシンカ
2.鋼タイプかワイドガード持ち
3.猫騙し持ち
4.S操作技持ち
5.威嚇
6.その他
の順番になっています。

1.について、この診断メーカーではメガシンカ可能ポケモンはこの枠でしか選ばれません。なのでこの環境ではメガシンカ枠が複数でどれがメガシンカするか選出前にわからなくなることはありません。そして、この大会ではメガシンカ枠として選ばれたポケモンにはメガストーンを持たせるルールになっています。
2.3.4.5.について、ワイガ持ち枠、猫騙し持ち枠などで選択されたポケモンについては覚えることが可能というだけで覚えさせなくてもいいルールになっています。猫騙しやワイドガードといった技がトリプルバトルで重要だから必要だと思われてこの診断メーカーでの枠が用意されてるのでだいたい強い構成にするために自然に採用されます。
6について、診断メーカーでは自由枠って名前だからその辺の10パートナーズの大会みたく参加者が自由に持ってくる枠と勘違いしてしまった人がいましたが、猫騙し枠や威嚇枠みたいな名前に入らなかったポケモンが入ってる枠ってだけなのでその他枠と思ってくれて結構です。

参加者は、診断枠の時間に主催がそれぞれの参加者名で引いた診断ででてきたポケモン6匹を使う縛りで、約1週間でそれぞれの調整、技、持ち物を考えて育成し本番にのぞみます。トリプルバトルは6vs6の勝負なので弱いポケモンを引いてしまっても必ず選出しなければなりません。横に味方が並んでいるルールだからこそ、相手を倒すために攻撃する以外にも味方をサポートする方向で活躍させることができるので参加者の発想力が問われます。弱いポケモンを引いてしまっても確実に選出しなければならないトリプルバトルだからこそ診断大会が面白いのかもしれません。他のルールだと弱いポケモンを引いても選出しなければいいだけですから。


KPランキング
診断KP
今回の診断メーカーは誰もガルーラを引かなかったようですね。診断メーカー大会では登録されたポケモンがランダムに選ばれるので対戦での強い弱い、見た目の人気不人気などの要素は関係なく運しだいの偏りになります。殆どはトリプル環境で可能性が僅かにでもあると診断メーカー作成者に判断されたポケモンたちです。強い人同士の対戦は「同じポケモンばかりでつまらない」という人はこの大会の対戦放送を見る側として参加してみるのはどうでしょうか。楽しい大会なので何人かは放送をすると思います。いろんなポケモンが対戦で活躍しているのはそれだけで面白いですし、トリプルについて良く知らない人も楽しめると思います。

誰が放送する人かどうかは私は知らないですが、参加者は募集記事にそれぞれツイッターIDを書いているのでそれぞれフォローして様子を確認してみてください。ちなみに私は今回はツイキャスで対戦を放送する予定です。

では今回の上位のポケモンを見てみましょう。

KP1位のドクロッグは猫騙し枠。レートでもまずまず使われるポケモンです。タイプは毒格闘で、いじっぱりAS乾燥肌の猫騙し/不意打ち/ダストシュート/けたぐり@気合の襷のような構成で採用されることが多いポケモンです。相手1体を猫騙しで止めつつ味方の波乗りで相手を攻撃しつつ乾燥肌張る同でドクロッグを回復させる戦術は強力。波乗りがないパーティに選ばれた場合は水技耐性をつけるために乾燥肌で採用してもいいし、毒手で採用して攻撃のついでに追加効果の毒を狙っていってもいいですね。

おなじくKP1位のムーランドは威嚇枠。レートでは殆どみないポケモンです。タイプはノーマルで、過去の参加者の使った構成ではいじっぱりHabds威嚇の恩返し/馬鹿力/バークアウト/噛み砕く@突撃チョッキという構成がありました。威嚇とバークアウトで相手の火力をまとめて下げて味方をサポートする使い方が基本のようです。この例では突撃チョッキ持ちで補助技の無い構成ですが、手助け、電磁波、おさきにどうぞといった補助技を使うこともできます。

KP2位のハリーセンは威嚇枠。レートでは殆どみないポケモンです。タイプは水毒で、過去の診断大会で私が使った構成は陽気AS威嚇の毒突き/波乗り/大爆発/挑発@白いハーブでした。水毒タイプというのは炎とフェアリーを同時に半減で受けられる優秀な耐性とそこそこの攻撃範囲を持っています。シングルしかしない人だとハリーセンに対して身代わり小さくなるをしてくるうざいポケモンの一匹くらいの知識しかもっていないかもしれませんが、少なくともこの診断トリプル環境は威嚇で相手の火力を下げてアタッカーとして相手を殴ってという運用でも十分な性能がありました。

同じくKP2位のドダイトスはワイドガード枠。レートでは殆どみないポケモンです。タイプは草地面で、新緑勇敢HAウッドハンマー/地震/岩雪崩/守る@キーの実の構成でトリックルーム展開からの重力地震で相手を一層するコンセプトのPTで採用されていたようです。キーの実は味方から威張るで火力をあげてもらうためですね。他の一致地震使いと比べると水タイプに打点があるのが長所のようです。


KPの高い4体を解説しただけですが、これらのポケモンの対戦での性能を知らなかった人も多いのではないでしょうか。こんなポケモンがたくさんでてきます。対戦前に相手全員の並びが見える大会なので、大会での勝率を高めるためにはそれぞれのポケモンの対策をしたほうがいい。強いポケモンの対策をするのも大事だけど、環境に多いポケモンを重点的に対策するのが一番効率がいいのはレートでも大会でも同じなので、今回の大会で重点的にメタを貼られるのはこのあたりのポケモンになりそうです。


◆PT合計種族値ランキング
診断パKP
合計種族値の高さもパーティの強さに関わってきます。もちろん味方のバランスだったり対戦相手との相性だったりも影響はしますが、種族値で勝っていれば等倍でごり押して勝つ選択肢もでてきて選択肢が増えるので、合計種族値が低い人ほど勝つためには工夫が必要になりそうです。

トリプルのパーティを見る際はギミックより何より先に猫騙し役の数と、S操作役の数を確認します。猫騙しは相手の1体の行動を止めながら味方を動かせるので、何かしらのギミックを使うための時間稼ぎとしても対面した相手を素直に殴るパーティでの行動保証としても非常に重要です。S操作というのは追い風やトリックルームといった全体の素早さ関係を変化させる技を言います。シングルバトルでは追い風→交代→アタッカーで殴るとなって攻撃の準備を整えるのにターン数を使うところを、トリプルバトルではアタッカー役は守るでサポート役が追い風→すぐ殴るといった動きができるので実質ターン数が長いです。そして、味方3体に作用します。3体にかかる積み技です。倒れたポケモンは攻撃できないというのは当然のことですが、S操作して上をとって相手を先手で倒してそのポケモンに倒されそうだった味方を守りつつその味方で他のポケモンを攻撃してといったように、上をとることができれば攻めながら守ることができます。だから強いです。

では、参加者のPTをいくつか見ていきましょう。

種族値合計1位のくどやんさんのパーティはラティオス/レジギガス/ジュゴン/ペリッパー/レントラー/ロトム水です。割とマイナーなポケモンも混じっていますがラティオスとレジギガスが合計種族値をひきあげているようですね。猫騙し役はジュゴンのみ。S操作手段には追い風を覚えるポケモンが2体いてエレキネットや凍える風を覚えるポケモンもいる。デメリット特性を持っているレジギガスですが、ジュゴンの仲間作りによって特性を変化させてしまえば非常につよい高種族値ポケモンとして活躍させられそうです。

種族値合計2位のタツさんのパーティはバンギラス/ドダイトス/マニューラ/アーケオス/ズルズキン/トリミアンです。猫騙しは2体。S操作はアーケオスの追い風のみですね。猫騙し持ち2体で相手の動きを止めながら竜の舞などの積み技を使っていく展開になるのでしょうか。岩タイプが2体いて、電磁波を覚えるトリミアンも並んでいるので怯み痺れで相手の行動を許さない嫌らしい動きができそうです。耐性面ではフェアリーや水が一貫しているので、怯みやワイドガードで相手の潮吹き持ちなどを止められなければ脆いかもしれません。

種族値合計最下位のさゆっとさんのパーティはサメハダー/ギルガルド/ピカチュウ/ヤミカラス/グランブル/ココドラです。猫騙しは1体、S操作はヤミカラスの追い風だけ。ココドラのがむしゃらで削ったところでとどめを刺す全体技がないのが辛いですね。種族値が低いパーティというのはつまり鈍足が多いPTということにもなるので、S操作枠としてトリックルーム要員が入っていないのも難しいです。トリプルバトルのメガシンカ枠は高火力全体技か猫騙しを持っていてほしいところなのですが、メガサメハダーはそれらを持っていないし耐久までひくい。どちらかというとシングルかローテーション向きのメガシンカです。これで勝ち上がるのはなかなか難しそうですね。


この大会はスイスドロー形式で勝っても負けても次の試合があって5戦はするんですが種族値が低めのパーティでも勝てている人はいます。例えば過去の大会ではジュペッタ/イワパレス/カポエラー/パッチール/ハリーセン/エネコという、種族値がめっちゃ低いというかエネコって対戦用のポケモンじゃないだろなんで混じってるんだよ診断メーカー作成者おかしいだろって並びを引いた参加者でも3勝2敗で勝ち越していたりします。戦績がどうなるかは種族値だけではわかりません。誰が勝ちあがるかどんなギミック使うか予想してわくわくしながら観戦しましょう。

S11スペレ使用構築 ナッシー起動のバクーダトリパ

バクーダトリパ
ポケモン特性持ち物技1技2技3技4
ナッシー収穫オボンの実サイコキネシスエナジーボールトリックルーム守る
ポリゴン2ダウンロード進化の奇跡トライアタックシャドーボールトリックルーム守る
トゲキッス強運拘り眼鏡マジカルシャイン火炎放射熱風波動弾
バクーダ怒りのツボ→ちからずくバクーダナイト噴火大地の力火炎放射守る
ズルズキン威嚇ラムの実猫騙しドレインパンチ叩き落とす挑発
トリトドン呼び水命の珠大地の力熱湯冷凍ビーム守る

ナッシーから組んだ構築。ナッシーは殴れるトリル役として採用。弱点のズキンを殴れる隣におけるポケモンとしてトゲキッス、トリルエースとしてバクーダを採用。ナッシーが虫や炎に弱すぎるので別の耐性のトリル役としてポリ2を採用。あと威嚇とか猫とかできて便利そうなズキンをいれて、バクーダの隣に置いてアクジェ耐性をつけれらるトリトドンをいれた。
選出は先発[(ナッシーorポリゴン2)+トゲキッス]+後発[323-mm.png+(ズルズキンorトリトドン)]となることが多かった。
雨耐性、格闘耐性としてナッシーが選出しやすくて、ナッシーの苦手な晴れにはポリ2から十分展開できる。

滅びパは切ってる。蜻蛉を仕込むと対策できるらしい。

それ以外に特にきつかったのは耐性がしっかりしたスタンパで4体全員に守る入りのパーティ。守るからの攻撃を順にされてるだけで負けた。トリプルならトリル役2体ならべて両トリルでターン継続ギミックも見覚えがあるけど、ダブルじゃその並びは作りにくい。耐久数値的にもきつい。

展開がとても速いし動かし方もわかりやすい点は良かった。命中安定の噴火もよかった。運負けしてもすぐ切り替えて次の試合に臨める。でも運ゲ展開が4試合5試合続くときついものがある。ポケモンバトルはソリティアじゃないから自分の行動から運要素を排除したところで運負けはいくらでもあって、相手の運要素まで含めてどうにかしないとダメだということを教えてくれた。ガチトリパは運ゲに弱すぎるげきよわストレスフルパーティで、展開できれば強くても展開阻止にすぐ運ゲしかけられる。2連怯み。急所怯み。催眠2連命中。

ナッシー 穏やかHD トリパミラーでトリルせずに格闘を殴る場面があったしSは下げないでいい。
ポリゴン2 控えめHC シャドボよりもギャラピンポの10万で良さそうだった。こっちはSを下げるべきだった。
トゲキッス 控えめHC この指感もだしつつ高火力で殴り倒す。攻撃範囲がまわりとうまく噛みあっている。
バクーダ 冷静HC トリルバクーダは強かった。
ズルズキン 慎重Habds Sに44振ってるけどミラーのS全敗だったしもっと振らないといけないのか?
トリトドン 冷静HB 物理技を受ける場面が全くなかったのでHCで良かったかもしれない。珠は活躍していた。

ダメ押しの使い方

ダメ押し 60/100/10 そのターン相手が既にダメージを受けている場合威力が倍になる。

基本的には噛み砕くや叩き落とすの劣化。威力を倍にする条件をうまく合わせれば威力120の強い技として使える。

具体的な手段としてはダブル、トリプルでダメ押し役より速いポケモンで攻撃する、優先度の高い技で攻撃するなど。威力があがって120なのでコンスタントに相手1体を倒すほどの火力はないし、フェイントダメ押しで1体ずつ狙う戦術は火力不足で微妙だった。使うならそこそこ威力のある全体技と合わせてにしたい。そして、そこそこの威力と速さがあってダメ押しが使えるポケモンの隣に置きやすい全体技というのが岩雪崩くらいしかない。ダブルやトリプルで使うダメおしの使い方の結論としてはバンドリやプテラキザンの並びで雪崩+ダメ押しの形になる。

そして、死にだしの時のステルスロックのダメージでもターンの最初扱いされる。交代の処理もターンの始めに行われるのでステロが撒かれている状態なら相手が交代してきても交代→ステロ→ダメおしの順になる。このパターンの使い方だと、シングルバトルのマニューラでの活躍が期待される。叩き落とすの威力が下がるメガシンカを強く意識したい場合、例えばメガメタグロス相手に珠叩き落とすで半分程度しか入らないのにステロ+ダメ押しならば確定で倒せるようになる。叩き落とすでなくダメ押しを採用する理由がうまれている。竜舞バンギでこれをやろうとすると、ポリゴン2の前で竜舞を積んで次ターンに攻撃しようとしてもステロを受けた次のターンになっているから威力があがらないといったような不具合が発生しそうだ。
天候ダメとかはターンの最後なので利用できない。
使えるポケモンの具体例:メガバンギラスメガアブソルキリキザンマニューラワルビアルブラッキー
プロフィール
秋桜(こすもす)

ポケモン対戦勢でシングル、ダブル、トリプル、ローテ勢。 未進化や種族値制限とかの制限ルールも好き。

いろんなポケモンを、特徴にあったルールで、強い構成で、相性のいいパーティを作って活躍させたい。

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